生命の言葉
令和五年九月「生命の言葉」 

徳に勤むる者はこれを求めずして財おのずから生ず 西郷 隆盛 誠実な姿勢と言動人を思いやる心と行動これら徳を積むことを心掛けている人には自然と財力が生じるものである『西郷言行録』 西郷隆盛 幕末維新期、薩摩出身の武士、政治 […]

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令和五年八月「生命の言葉」

夏の日に 咲き広ごれる稲の花 実りの秋へと明るみてくる 皇嗣殿下― 宮内庁 令和三年歌会始 お題「実」 都内戦災・震災殉難者慰霊祭 毎年、終戦日である八月十五日の午後より関東大震災・東京大空襲で亡くなられた約一六三〇〇〇 […]

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令和五年七月「生命の言葉」

人間のやったことは人間がまだやれることの百分の一にすぎない 豊田佐吉 人間の発明にはまだ多くの可能性が秘められている 豊田佐吉 明治・大正期の発明家・実業家。遠江(現在の静岡県)生まれ。能率の悪い手織機を改良することで人 […]

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令和五年六月「生命の言葉」

いそのかみ 古きためしをたづねつつ 新しき世のこともさだめむ 明治天皇 わが国の古来より伝わる先例のもとつ心を探り求めながら新しい時代のさまざまなことも定めてゆこう 『明治の聖代』 (明治神宮) 神道知識の誘(いざな)ひ […]

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令和五年五月「生命の言葉」

習ひつつ 見てこそ習へ習はずに 善悪(よしあし)いふは愚なりけれ 千 利休 人から正しく習わずにあらゆる物事に対して自己流で善し悪しを決めてしまうことは勿体(もったい)ないことだ『利休百首』 千 利休 安土桃山時代の茶人 […]

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令和五年三月「生命の言葉」 

春風(しゅんぷう)を以って人に接し秋霜(しゅうそう)を以って自ら粛(つつし)む 佐藤一斎 他人には春風のような暖かさで接し秋の霜のような厳しさで自己反省する『言志後録』(『言志四録』の一書) 佐藤一斎 江戸時代後期の儒者 […]

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令和五年二月「生命の言葉」

世の中のことはすべて心の持ちよう一つでどうにでもなる 渋沢栄一 神道知識の誘(いざな)ひ 「初午祭(はつうまさい)」二月の最初の午の日に、全国各地の稲荷神社で五穀豊穣を願い行われる祭事を「初午祭」といいます。これは京都の […]

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令和五年一月「生命の言葉」

ともどもに 平(たひ)らけき代を築かむと 諸人(もろひと)のことば国うちに充(み)つ 上皇后陛下 元始祭(げんしさい) 元始祭は、皇位の大本と由来を祝し毎年一月三日に執り行われるお祭りです。元始祭の祝詞で「元始(もとつは […]

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令和四年十二月「生命の言葉」

生かされて 生きるや今日のこのいのち 天地(あめつち)の恩かぎりなき恩 平澤 興 (ひらさわ こう) 生きていることが一番ありがたい生かされている御恩に感謝しましょう 平澤 興 日本の医学者。新潟県出身、京都帝国大学医学 […]

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令和四年十一月「生命の言葉」

やろうと思わなければ横に寝た箸を竪(たて)にする事も出来ん 夏目漱石 (なつめ そうせき) 夏目漱石 江戸牛込(現在の東京都新宿区)で生れる。本名は夏目金之助。明治末期から大正初期にかけ活躍した近代日本を代表する小説家。 […]

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