令和六年四月「生命の言葉」

令和六年四月「生命の言葉」

遠きに行くには
必ず近きよりす

『中庸(ちゅうよう)』

高い目標を
実現するためには
できることから
一つずつ順を追って
進まなければならない

『中庸』

儒教の基本的な経書『四書』の一つ。もともとは中国・戦国時代の思想書『礼記』の一篇であり、天と人が一体であるという天人合一(てんじんごういつ)を説き、「中庸とは徳の至れるものなり」とその徳と誠の道とを強調している。心のありよう、儒学、陽明学が説く心とは何かが書かれている。中庸とは、極端に偏(かたよ)らず、常に変わらず調和がとれていることをいう。

神道知識の誘(いざな)ひ

「新生活を祈る」
“人生儀礼”の中で、小学校入学というのはひとつの大きな節目です。
本人にとっては、よろこびや期待で友達がいっぱいできるかなと少しだけ不安な気持ち。ご家族にとっては健康で安全にという気持ち。このような入学や入社などの節目に学校や職場等の近くの「地縁」がある神社に日々の安全を祈り、御守護に感謝するお詣りを心がけてはいかがでしょうか。勧学祭・就学祭を行っている神社もありますし、個別にご祈祷の形で受けることもできます。中学・高校・大学などの進学の節目のお詣りもおすすめ致します。

今月の祭日と祝日

神武天皇祭(三日) 皇霊殿と畝傍山東北陵(奈良県橿原市)で行われ、神武天皇の御霊をおまつりします。
昭和の日(二十九日) 明治三十四年に昭和天皇がお生まれになられた日で天皇のご遺徳を偲び祝日となりました。