生命の言葉
令和三年八月「生命の言葉」

災ひより 立ち上がらむとする人に 若きらの力希望もたらす 皇后陛下― 令和二年歌会始お題「望」 都内戦災・震災殉難者慰霊祭 毎年、終戦日である八月十五日午後二時より関東大震災・東京大空襲で亡くなられた約一六三〇〇〇体のご […]

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生命の言葉
令和三年七月「生命の言葉」

礼儀ほど美しいものはない 渋沢 栄一 (しぶさわ えいいち)礼儀とは人の持てる最高の美徳である 渋沢栄一 日本の資本主義の父とされ、新貨条例、国立銀行条例など諸制度改革を行う。日本に株式会社(合本組織)を導入、第一国立銀 […]

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生命の言葉
令和三年六月「生命の言葉」

  神は人の敬(うやまひ)に依(よ)りて威(い)を増(ま)し 人は神の徳(とく)に依(よ)りて運(うん)を添(そ)ふ 『御成敗式目』 神さまを敬う人の 純粋な真心にふれ 神さまのご威光は さらに輝きを増し 神さ […]

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生命の言葉
令和三年五月「生命の言葉」

  怠らず 行かば千里の 末(すえ)も見ん 牛の歩みの よし遅くとも 坂 静山(ばん せいざん) 牛の歩みのように たとえゆっくりでも 怠らず続けていけば 遠い道のりでも たどり着くことができる   […]

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生命の言葉
令和三年四月「生命の言葉」

  人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そしてむくいを求めぬよう 後藤 新平(ごとう しんぺい) 後藤新平がロンドンへ洋行した際に見た ボーイスカウトの訓練に感銘を受け 帰国後の大正十一年に少年団日本 […]

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生命の言葉
令和三年三月「生命の言葉」

好況よし 不況なおよし 松下 幸之助(まつした こうのすけ)   正しい経営が行われている限り、 不況こそ好機なのだ。 そして不況は人がつくったものだから、 人に不況が解決できないはずはない。 『松下幸之助 叱 […]

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令和三年二月「生命の言葉」

雲間より さしたる光に 導かれ われ登りゆく 金峰(きんぷ)の峰に 今上陛下   ― 平成三十一年歌会始お題「光」   国旗「日の丸」 国旗には、国家の伝統と誇りが込められ、国家の独立と主権を表します。 わが国 […]

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令和三年一月「生命の言葉」

あらし吹く 世にも動くな 人ごころ いはほに根ざす 松のごとくに 明治天皇  ― 明治三十七年歌御会始勅題「巌上松」   国歌「君(きみ)が代(よ)」 「君が代」は歌詞が世界で最も短い国歌です。この歌詞の「さざ […]

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令和二年十一月「生命の言葉」

人の一生は重荷を背負うて 遠き道を行くが如し いそぐべからず 徳川 家康(とくがわ いえやす)   『東照公御遺訓』の冒頭の一節 「不自由を常と思えば不足なし…困窮したる時を思い出だすべし」と続く 『論語』(泰 […]

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令和二年十一月「生命の言葉」

士は過ちなきを貴しとせず 過ちを改むるを貴しと為す 佐久間象山 失敗しない事のみを 優先するよりも 一所懸命に取り組んだ末の 失敗を正す事にこそ 人の成長がある 佐久間象山(さくま しょう(ぞう)ざん) 幕末の朱子学、兵 […]

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