生命の言葉
令和四年二月「生命の言葉」

心に物なき時は心広く体泰(やすらか)なり 上杉謙信 物欲がなければ心はゆったりとし体はさわやかである 『上杉謙信公家訓十六ヶ条』 上杉謙信 戦国武将。越後守護代の後裔で本拠地を春日山城(新潟県上越市)に構え関東管領山内上 […]

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生命の言葉
令和三年十二月「生命の言葉」

富は屋(おく)を潤(うるほ)し徳(とく)は身(み)を潤す 『大学(だいがく)』 豊かな財産があればその家の姿を立派にするが豊かな徳はおのずからその人の身を立派にする 『大学』 儒学で尊重される書物の一つ。五経の「易経」「 […]

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令和三年十一月「生命の言葉」

上手は下手の手本下手は上手の手本なりと工夫すべし 世阿弥(ぜあみ) 「人のふり見て我が振りを直せ」の格言がありますが、世阿弥は下手にも得意な芸があり、上手の及ばない芸もあると言います。優れた役者になるためには常に慢心せず […]

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令和三年十月「生命の言葉」

人生草露(そうろ)の如し辛艱(しんかん)何ぞ虞(おそ)るるに足らん 吉田 松陰(よしだ しょういん) 人生は草についた露のようにあっという間に終わってしまう辛いことや困難なことを恐れている時間などどうしてあろうか『五十七 […]

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令和三年九月「生命の言葉」

幸福を得る本当の道はほかの人に幸福を分け与えることにある ロバート・ベーデン=パウエル 「この世の中を君が受け継いだ時より少しでもよくするように努力し、あとの人に残すことができたなら、死ぬ時が来てもとにかく一生を無駄に過 […]

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生命の言葉
令和三年八月「生命の言葉」

災ひより 立ち上がらむとする人に 若きらの力希望もたらす 皇后陛下― 令和二年歌会始お題「望」 都内戦災・震災殉難者慰霊祭 毎年、終戦日である八月十五日午後二時より関東大震災・東京大空襲で亡くなられた約一六三〇〇〇体のご […]

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令和三年七月「生命の言葉」

礼儀ほど美しいものはない 渋沢 栄一 (しぶさわ えいいち)礼儀とは人の持てる最高の美徳である 渋沢栄一 日本の資本主義の父とされ、新貨条例、国立銀行条例など諸制度改革を行う。日本に株式会社(合本組織)を導入、第一国立銀 […]

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生命の言葉
令和三年六月「生命の言葉」

  神は人の敬(うやまひ)に依(よ)りて威(い)を増(ま)し 人は神の徳(とく)に依(よ)りて運(うん)を添(そ)ふ 『御成敗式目』 神さまを敬う人の 純粋な真心にふれ 神さまのご威光は さらに輝きを増し 神さ […]

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令和三年五月「生命の言葉」

  怠らず 行かば千里の 末(すえ)も見ん 牛の歩みの よし遅くとも 坂 静山(ばん せいざん) 牛の歩みのように たとえゆっくりでも 怠らず続けていけば 遠い道のりでも たどり着くことができる   […]

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生命の言葉
令和三年四月「生命の言葉」

  人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そしてむくいを求めぬよう 後藤 新平(ごとう しんぺい) 後藤新平がロンドンへ洋行した際に見た ボーイスカウトの訓練に感銘を受け 帰国後の大正十一年に少年団日本 […]

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