令和四年九月「生命の言葉」

令和四年九月「生命の言葉」


磨(みが)くその 力によりて
瓦(かわら)とも 玉(たま)ともなるは
心なりけり

石川 理紀之助(いしかわ りきのすけ)

心とは磨き方しだいで
割れやすい瓦にも、
輝く宝石にもなるものである

石川理紀之助

明治から大正期の農業指導者。秋田県種苗交換会の先覚者。生涯を貧農救済に捧げ「老農」あるいは「農聖」と敬称された。
「俺は農民だ。農民が農民を助けないで誰が助けると言うのだ」
農事改良を単なる個人の営みとして行うのではなく、農民を広く組織して集団的研究に高め、自ら全国各地に赴き借金地獄にあえぐ村を見事に再生させた。

神道知識の誘(いざな)ひ

初宮詣(はつみやもうで)
昔は子供が大人になる前に病などで亡くなることが多く、成長の節目ごとに無事を祈り感謝する様々な神事が営まれて来ました。
初宮詣は生後一カ月を迎えた子供(男児は三十一日・三十二日、女児は三十三日目)を日々身近で生活を御守りくださる地元の氏神様の元に参詣する神事です。初宮詣により氏神様の大きな力とご加護を受け子供の健やかな成長をお守りいただき子供も氏子として認められること(氏子入り)になります。

今月の祭日

秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)(秋分の日)
宮中三殿のうち皇霊殿において、歴代天皇・皇族の御霊へのお祭りが行われます。
天皇皇后両陛下をはじめ皇族方がご拝礼なされます。