生命の言葉
令和三年一月「生命の言葉」

あらし吹く 世にも動くな 人ごころ いはほに根ざす 松のごとくに 明治天皇  ― 明治三十七年歌御会始勅題「巌上松」   国歌「君(きみ)が代(よ)」 「君が代」は歌詞が世界で最も短い国歌です。この歌詞の「さざ […]

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令和二年十一月「生命の言葉」

人の一生は重荷を背負うて 遠き道を行くが如し いそぐべからず 徳川 家康(とくがわ いえやす)   『東照公御遺訓』の冒頭の一節 「不自由を常と思えば不足なし…困窮したる時を思い出だすべし」と続く 『論語』(泰 […]

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令和二年十一月「生命の言葉」

士は過ちなきを貴しとせず 過ちを改むるを貴しと為す 佐久間象山 失敗しない事のみを 優先するよりも 一所懸命に取り組んだ末の 失敗を正す事にこそ 人の成長がある 佐久間象山(さくま しょう(ぞう)ざん) 幕末の朱子学、兵 […]

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令和二年十月「生命の言葉」

大君の 母宮の愛でし 御園生(みそのふ)の 白樺冴ゆる 朝の光に 天皇陛下 ― 平成三十一年歌会始お題「光」 東宮御所の白樺 上皇上皇后両陛下に捧げる感謝の御歌 天皇皇后両陛下が平成の時代をお過ごしになられた東宮御所のお […]

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令和二年九月「生命の言葉」

失ったものを数えるな 残されたものを最大限に活かせ ルートヴィヒ・グットマン ルートヴィヒ・グットマン 一八九九年~一九八〇年。 ドイツの神経医学者。 傷痍軍人の身体的・精神的なリハビリテーションにスポーツが最適と考え、 […]

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令和二年八月「生命の言葉」

人みなは 姿ちがへど ひたごころ 戦(いくさ)なき世を こひねがふなり 今上(きんじょう)陛下 - 平成九年歌会始お題「姿」 終戦75年目の夏 - 平安の世を願う陛下の御心 - この御歌は、平成九年歌会始(皇太子時代)に […]

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令和二年七月「生命の言葉」

人に勝つより自分に勝て 嘉納治五郎(かのう じごろう) スポーツは心を磨く教育である 嘉納治五郎(かのう じごろう) 摂津国御影村(神戸市東灘区)生まれ。 嘉納治五郎は教育者として、柔術に独自の理論と合理性を組み込み、競 […]

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生命の言葉
令和二年六月「生命の言葉」

水無月(みなづき)の 夏越(なごし)の祓(はらへ)する人は 千年(ちとせ)のいのち 延(の)ぶといふなり 詠み人しらず 半年間を過ごす日々で、知らず識らずのうちに内(心)と外(身)に降り積もる罪(つみ)・穢(けがれ)を祓 […]

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