生命の言葉
令和四年八月「生命の言葉」

四方(よも)のくに むつみはかりてすくはなむ さちなき人のさちをえつべく 貞明皇后― 大正十四年貞明皇后より日本赤十字病院に御下賜の御歌 皇室と日本赤十字社 日本赤十字社の前身(博愛社)は、明治十年(一八七七年)五月、西 […]

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令和四年七月「生命の言葉」

苦は楽の種楽は苦の種と知べし 徳川光圀 (とくがわ みつくに) 徳川光圀 水戸藩二代藩主。徳川家康の孫。一般に水戸黄門として知られる。藩士に儒学を奨励し、彰考館を設け、紀伝体による日本の歴史書の編纂を開始し、水戸学の礎を […]

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令和四年六月「生命の言葉」

神は垂(た)るるに祈祷を以て先と為し冥(めい)は加ふるに正直を以て本と為す 『倭姫命世紀』(やまとひめのみことせいき) 神より御恵みを授かるには祈りと正直が第一である 神道知識の誘(いざな)ひ 浄明正直(じょうめいしょう […]

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令和四年五月「生命の言葉」

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令和四年四月「生命の言葉」

風さゆる み冬は過ぎてまちにまちし 八重桜咲く春となりけり 昭和天皇― 昭和二十七年四月二十八日 サンフランシスコ平和条約発効に際して 主権回復70周年を迎えて 昭和二十七年四月二十八日にサンフランシスコ平和条約が発効さ […]

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令和四年三月「生命の言葉」

徳は孤ならず必ず隣あり 『論語』 誠実な姿勢と言動人を思いやる心と行動これら徳を積むことを心掛けている人は孤立することなく必ずよき理解者が助けてくれる 『論語』 孔子(春秋時代末期の思想家で儒学の始祖)とその高弟との処世 […]

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令和四年二月「生命の言葉」

心に物なき時は心広く体泰(やすらか)なり 上杉謙信 物欲がなければ心はゆったりとし体はさわやかである 『上杉謙信公家訓十六ヶ条』 上杉謙信 戦国武将。越後守護代の後裔で本拠地を春日山城(新潟県上越市)に構え関東管領山内上 […]

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令和三年十二月「生命の言葉」

富は屋(おく)を潤(うるほ)し徳(とく)は身(み)を潤す 『大学(だいがく)』 豊かな財産があればその家の姿を立派にするが豊かな徳はおのずからその人の身を立派にする 『大学』 儒学で尊重される書物の一つ。五経の「易経」「 […]

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令和三年十一月「生命の言葉」

上手は下手の手本下手は上手の手本なりと工夫すべし 世阿弥(ぜあみ) 「人のふり見て我が振りを直せ」の格言がありますが、世阿弥は下手にも得意な芸があり、上手の及ばない芸もあると言います。優れた役者になるためには常に慢心せず […]

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令和三年十月「生命の言葉」

人生草露(そうろ)の如し辛艱(しんかん)何ぞ虞(おそ)るるに足らん 吉田 松陰(よしだ しょういん) 人生は草についた露のようにあっという間に終わってしまう辛いことや困難なことを恐れている時間などどうしてあろうか『五十七 […]

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