令和三年五月「生命の言葉」
怠らず 行かば千里の 末(すえ)も見ん 牛の歩みの よし遅くとも 坂 静山(ばん せいざん) 牛の歩みのように たとえゆっくりでも 怠らず続けていけば 遠い道のりでも たどり着くことができる […]
令和三年四月「生命の言葉」
人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そしてむくいを求めぬよう 後藤 新平(ごとう しんぺい) 後藤新平がロンドンへ洋行した際に見た ボーイスカウトの訓練に感銘を受け 帰国後の大正十一年に少年団日本 […]
令和三年三月「生命の言葉」
好況よし 不況なおよし 松下 幸之助(まつした こうのすけ) 正しい経営が行われている限り、 不況こそ好機なのだ。 そして不況は人がつくったものだから、 人に不況が解決できないはずはない。 『松下幸之助 叱 […]
令和三年二月「生命の言葉」
雲間より さしたる光に 導かれ われ登りゆく 金峰(きんぷ)の峰に 今上陛下 ― 平成三十一年歌会始お題「光」 国旗「日の丸」 国旗には、国家の伝統と誇りが込められ、国家の独立と主権を表します。 わが国 […]
令和三年一月「生命の言葉」
あらし吹く 世にも動くな 人ごころ いはほに根ざす 松のごとくに 明治天皇 ― 明治三十七年歌御会始勅題「巌上松」 国歌「君(きみ)が代(よ)」 「君が代」は歌詞が世界で最も短い国歌です。この歌詞の「さざ […]
令和二年十一月「生命の言葉」
人の一生は重荷を背負うて 遠き道を行くが如し いそぐべからず 徳川 家康(とくがわ いえやす) 『東照公御遺訓』の冒頭の一節 「不自由を常と思えば不足なし…困窮したる時を思い出だすべし」と続く 『論語』(泰 […]
令和二年十一月「生命の言葉」
士は過ちなきを貴しとせず 過ちを改むるを貴しと為す 佐久間象山 失敗しない事のみを 優先するよりも 一所懸命に取り組んだ末の 失敗を正す事にこそ 人の成長がある 佐久間象山(さくま しょう(ぞう)ざん) 幕末の朱子学、兵 […]
令和二年十月「生命の言葉」
大君の 母宮の愛でし 御園生(みそのふ)の 白樺冴ゆる 朝の光に 天皇陛下 ― 平成三十一年歌会始お題「光」 東宮御所の白樺 上皇上皇后両陛下に捧げる感謝の御歌 天皇皇后両陛下が平成の時代をお過ごしになられた東宮御所のお […]
令和二年九月「生命の言葉」
失ったものを数えるな 残されたものを最大限に活かせ ルートヴィヒ・グットマン ルートヴィヒ・グットマン 一八九九年~一九八〇年。 ドイツの神経医学者。 傷痍軍人の身体的・精神的なリハビリテーションにスポーツが最適と考え、 […]
令和二年八月「生命の言葉」
人みなは 姿ちがへど ひたごころ 戦(いくさ)なき世を こひねがふなり 今上(きんじょう)陛下 - 平成九年歌会始お題「姿」 終戦75年目の夏 - 平安の世を願う陛下の御心 - この御歌は、平成九年歌会始(皇太子時代)に […]