生命の言葉
令和七年六月「生命の言葉」新着!!

往き還り 足踏むごとに産土の 神の恵みを思へ世の人 本田 親徳(ちかあつ) 家路の行き帰りその都度、大地を踏みしめて生活するものとして大地の神様の恵みを忘れてはならない。 本田親徳 明治時代の神道家。文政五年(一八二二) […]

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令和七年五月「生命の言葉」

天 我が材(ざい)を生(しょう)ず必ず用(よう)有り 李白 (りはく) 天が自分という人間をこの世に生んだのには必ず用、すなわち使命がある。 李白 (りはく) 杜甫(とほ)と並んで中国を代表する詩人。七〇一年中国本土から […]

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令和七年四月「生命の言葉」

志(こころざし)を立つ 橋本 左内 (はしもと さない) 橋本左内 天保五年(一八三四)三月十一日現在の福井藩奥外科医(藩医)の長男として生まれる。名は綱紀(つなのり)、通称を左内(さない)とし、号を景岳(けいがく)とさ […]

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令和七年三月「生命の言葉」

備えあれば患(うれ)えなし 『書経』 『書経』 儒教の経書である『五経』の一つ。中国神話に登場する尭・舜から秦の穆公に至る記録をまとめたもの。古代政治における君主と臣下のやりとりが詳細に記され、多種多様な教訓が示されてお […]

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令和七年二月「生命の言葉」

岩かげに したたり落つる山の水 大河となりて野を流れゆく 今上陛下 ― 宮内庁 平成二十九年歌会始 お題「野」 今上陛下には、平成二十年五月に山梨県甲州市の笠取(かさとり)山に登られ東京都水道水源林を御視察になりました。 […]

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令和七年一月「生命の言葉」

ふりつもる み雪にたへていろかへぬ 松ぞををしき人もかくあれ 昭和天皇 ふりつもる雪にも耐えて色を変えない松のなんと雄々しいことか人もこのようにありたいものだ 神道知識の誘(いざな)ひ 「おみくじ」おみくじは吉凶の占いで […]

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令和六年十二月「生命の言葉」

自ら苦労してこれを人に頒(わか)つ 廣池 千九郎(ひろいけ ちくろう) [解説]自ら苦労して得られた成果を人に分け与えることは幸せにつながる 廣池 千九郎 大分県中津市生まれ。教育者、歴史家法律学者。世界の中で日本の皇室 […]

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令和六年十一月「生命の言葉」

天地も うごかすばかり言の葉の まことの道をきはめてしがな 明治天皇 この広大な天地をも感動させるほどの歌の言葉にこめる人の心のまことの道を深くきわめたいものである。『明治の聖代』(明治神宮) 神道知識の誘(いざな)ひ […]

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令和六年十月「生命の言葉」

知る者は言わず言う者は知らず 老子 老子 紀元前六世紀の人物とされ、古代中国の哲学者。その著書を『老子』あるいは『老子道徳経』などという。後世、道教の始祖として神格化されたが、事跡はほとんど不明である。 神道知識の誘(い […]

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令和六年八月「生命の言葉」

みな人の こころもみがけ千早ぶる 神のかゞみのくもる時なく 後醍醐天皇 都内戦災・震災殉難者慰霊祭 毎年、終戦日である八月十五日の午後より関東大震災・東京大空襲で亡くなられた約一六三〇〇〇体のこ遺骨が安置されている東京都 […]

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