節分祭
平素より國領神社に崇敬の真心をお寄せ下さり、諸事にご理解とご協力を賜っておりますこと、深く感謝申し上げます。
初詣には分散参拝などご協力いただきありがとうございました。
さて、いよいよ節分も間近となりました。
当神社といたしましても、人数制限など出来るだけのコロナ対策をして臨む所存でございます。
また、今年はコロナ対策として、例年行っていた節分祭式典終了後の追儺式(豆まき・お菓子まき)を中止といたしました。
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
ただ、例年通り福豆のセットは頒布いたします。
ご家庭で福豆を撒いていただき、鬼(災厄や邪気)や疫病を追い払い、福を招き入れてください。
また、今年は立春が2月3日(水)となり、節分は2日(火)となります。
※節分が3日でなくなるのは1984年2月4日以来37年ぶり、2日になるのは1897年以来124年ぶり
お間違いのないようお気を付けください。
◆節分祭
令和3年2月2日(火) 午後1時 節分祭斎行
※例年行っていた終了後の追儺式(豆まき・お菓子まき)は中止といたします
◆福豆
福豆を頒布いたします。
令和3年2月2日(火) 午後1時30分から午後5時まで
御神札・福銭・福豆のセット 初穂料:500円 (数量に限りがございます)
◆節分とは
『節分』とは立春の前日をさします。
そもそも『節分』という語は立春だけに限らず、立夏・立秋・立冬の前日をさし、四季の節目を意味していました。つまり、節分は一年に四回あったわけですが、旧暦では立春が年の始まりにあったことから、この節目が特に重要視され、節分といえば立春の前日をさすようになりました。
節分には災厄や邪気を払う行事が行われますが、その代表的なものに『豆まき』『豆打ち』があります。
かつては『豆まき』『豆打ち』を『追儺(ついな)』『鬼遺らい(おにやらい)』 といい、宮中の年中行事でした。
節分の夜に豆をまいて鬼を払う行事は、中国の明の時代の習慣を室町時代に取り入れたようです。
戸を開け放ったところで、各部屋を「福は内、福は内、福は内。鬼は外、鬼は外。」と唱え豆をまき、まいた後から戸を閉めていく。これはせっかく追い出した鬼(邪気)が再び入らないように、迎え入れた福が出ないようにするものです。
また、鬼(災厄や邪気)を防ぐため柊(ヒイラギ)の枝や、農耕に害のある虫などを払うために鰯の頭(臭いや煙で追い払う)を門口に差す風習もあります。