お釜締め

 

12月15日より頒布しております。

新年を迎えるに当たり、神棚や竈(かまど・台所)のお神札を取り替えます。
神棚には神宮大麻(伊勢神宮のお神札)と氏神さまのお神札を新しくし、年神様の御幣を一本立て新年の神様をお迎えします。
竈(台所)には竈三柱大神(竈の神様)と鎮火祭のお神札を祀り、新年も食べ物に困ることのないよう、また火事など火の禍がないように祈ります。
また、大晦日には「晦日祓い(祓串)」で神棚や家の内外、家族を祓い清めて門口に刺して災厄防除とします。

古いお神札は神社に納めてお焚き上げしてください。

 

・お釜締め(おかまじめ・一揃)

 (一)神棚
    前面に注連縄(しめなわ)を神棚に向かって綯い始め即ち太い方を向かって右にして掛け、紙垂(しで)を付け、お神札をお祀りします
    一、皇大神宮神札(神宮大麻(じんぐうたいま)といい伊勢神宮の神札(おふだ))
    一、氏神神札(うじがみさまのおふだ)
    一、年神様(としがみさま)の御幣(ごへい)(穀物を御守護くださる神)
 

 (二)竈神
    台所にも神棚を設け竈神をお祀りし、日常の食べ物を煮炊きし命をつなぐ大事な竈を司る神の恩徳を讃え、また火防せ火災除けの御守護を祈ります
    一、竈三柱大神神璽(かまどみはしらおおかみしんじ)、奥津日子神(おくつひこのかみ)、
      奥津比売神(おくつひめのかみ)、火産霊神(ほむすびのかみ)
    一、鎮火祭祈祷神符(ちんかさいきとうふだ)
    一、竈神の御幣(三本)

 (三)晦日祓い
    祓串(はらいぐし)で大晦日に神棚、家族、家の中を祓い清めて門口に刺して災厄防除とします
 

・皇大神宮神札(神宮大麻といい伊勢神宮のお神札)

・氏神神札(國領神社のほか、兼務社のお神札)

・竈神神札(竈神のお神札)

・稲荷神札と御幣と紙垂(邸内社などのお神札セット)