令和四年十二月「生命の言葉」
生かされて 生きるや今日の
このいのち 天地(あめつち)の恩
かぎりなき恩
平澤 興 (ひらさわ こう)
生きていることが
一番ありがたい
生かされている御恩に
感謝しましょう
平澤 興
日本の医学者。新潟県出身、京都帝国大学医学部卒。昭和二十一年京都帝国大学教授となり、医学部長などの役職を歴任し、昭和三十二年より京都大学総長を二期六年間務める。昭和三十八年に退官した後は、同大学名誉教授、京都市民病院院長、京都芸術短期大学学長等多くの公職を歴任した。昭和四十五年に勲一等瑞宝章受章。
神道知識の誘(いざな)ひ
「神恩感謝(しんおんかんしゃ)」
私たちがこの世に生を受け、日々生活しているのは神様に生かされているということを忘れることなく、常に感謝をすること、神前で感謝の気持ちを込めることが大切です。
さらに、神様の恵みである海川山野の食物を食すことで生きる私たちはこの神様の恵み、大自然の生物・植物の生命に「いただきます」の感謝の言葉を忘れてはいけません。また、願いが叶った時は神様への感謝のお礼参りをすることも大切です。神社ではお願い事だけでなく「神恩感謝」の神事も執り行います。
今月の祭日
大正天皇例祭(二十五日) 宮中三殿のうち皇霊殿でお祭りが行われ、天皇皇后両陛下をはじめ皇族方がご拝礼なされます。多摩陵においてもお祭りが行われます。