令和四年五月「生命の言葉」

令和四年五月「生命の言葉」

努力する人は希望を語り
怠ける人は不満を語る

井上 靖


不満や愚痴は外にもらさず
心の内にとどめ置き
感謝や希望は内にとどめず
声に出して広めましょう

井上 靖

旭川市生れ。京都大学文学部卒業後新聞社にて雑誌編集を行う傍ら小説を執筆。昭和二十四年『闘牛』で芥川賞を受賞。新聞社を退職し、以降作家として数々の小説を発表。多くの作品が文学賞を受賞。昭和五十一年文化勲章受章。代表作は『氷壁』『天平の甍(いらか)』『風林火山』『孔子』など。

神道知識の誘(いざな)ひ

言霊(ことだま)
言霊は文字の通り言葉に宿る霊力の事。古くから日本では縁起の悪い言葉を嫌い、お祝いの席では「終わる」を「お開き」と言い換えるなど、言葉が現実にならぬよう気遣って生活してきました。他者を思い、幸せを願う細やかな配慮が感じられる習慣です。
悪い言葉が悪しき現実となる心配に対して、良い言葉が物事を良い方向へ導く希望もあります。短文で用件だけになりがちなSNSの発信にも受け取る人の幸せを祈る言葉を、添えてみてはいかがでしょうか。

今月の祝日

憲法記念日(三日) 昭和二十二年の日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日。
みどりの日(四日) 自然に親しむとともに、その恩恵に感謝し豊かな心をはぐくむ日。
こどもの日(五日) 子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、父母に感謝する日。