方位除・方災除・災厄防除 | 御祈願

■方位除は、転居や旅行、増改築など方位や方角がよくない時のご祈願です。

・五黄殺：年盤、月盤、日盤で五黄土気性の方位をいいます。その殺気は強大でいかなる吉神の力も破るので大凶となり、強い凶災作用が発現します。殺伐・破壊の気が甚だしく、これを犯すこと（動土・婚姻・移転・建築など）は大凶とされています。

・暗剣殺：年盤、月盤、日盤で常に五黄土気性の正反対方向の方位をいいます。五黄土星と同じくいかなる吉神の力も破るので大凶となり他動的な凶災作用が発現します。暗闇から斬りつけられるが如き殺気激しく、これを犯すこと（動土・婚姻・移転・建築など）は大凶とされています。

・歳破：その年の十二支の正反対方向の方位をいいます。破壊の気が激しく、これを犯すこと（動土・婚姻・移転・建築など）は凶とされています。

・本命殺：年盤、月盤、日盤で自分の本命九気性の方位をいいます。この方位を犯すと健康上の凶災を受けるとされています。

・本命的殺：年盤、月盤、日盤で自分の本命九気性の正反対方向の方位をいいます。この方位を犯すと本命殺同様に健康上の凶災を受けるとされています。

■方災除は、八方塞がりなど生まれながらの本命星の年回りがよくない時のご祈願です。

・八方塞がり（静観宮）：本命星が中央に回座する年は、八方をすべて塞がれ、どの方角に事を起こしてもうまくいかないとされています。

・衰退運（困難宮）：本命星が北に回座する年は、最も運気が停滞する年です。何事にも謙虚な気持ちで、次の飛躍への準備の年とされています。

・鬼門（変化宮）：本命星が北東の表鬼門に回座する年は、何事にも変化・変動が多く、運気も衰えがちになります。けがや病気にも注意が必要とされています。

・裏鬼門、病門（準備宮）：本命星が南西の裏鬼門に回座する年は、鬼門と同様に忌み警戒されています。衰退の運気が徐々に好転しはじめますが、無理は禁物で、特に年の前半は要注意とされています。

■災厄防除は、上記以外の災難などを除く祈願です。

文字を落とす、文字が抜ける絵馬です
絵馬に氏名・年齢・願い事を書きご自身で「厄」「八」「鬼」「病」「災」の「文字」を落として（抜いて）から絵馬掛けに結んでください

「厄」：厄除祈願　（厄年）
「八」：八方除祈願（八方塞）
「鬼」：鬼門除祈願（鬼門）
「病」：病門除祈願（病門）
「災」：災難除祈願（衰退運）